オウム真理教を知るための書籍

ブッダのことば―スッタニパータ   岩波文庫 中村 元【訳】 岩波書店 1984
数多い仏教書のうちで最も古い聖典。後世の仏典に見られる煩瑣な教理は少しもなく、人間として正しく生きる道が対話の中で具体的に語られている
救世主の野望―オウム真理教を追って 江川 紹子 教育史料出版会 1991
坂本弁護士との係わり、麻原教祖の誕生、集団の閉鎖生活、ある信者の出家生活、特権階級の幹部たち、教団創立ころからのオウム真理教の実態
を報告している
マインド・コントロールの恐怖 スティーヴン・ハッサン 恒友出版 1993
統一教会の幹部だった著者が、自らの体験と心理学をもとに開発した「強制を伴わないカウンセリング」による「脱会」の手引き。宗教団体によるマイ
ンドコントロール問題の古典になっている
オウム真理教 追跡2200日  江川 紹子 文藝春秋 1995
不可解な教団を追いつづけて、まる六年。みずから、ホスゲンによる攻撃を受けながら、一貫して「事実」を究明―捜査当局、マスコミも参考にした実態
報告
オウム真理教事件 藤田 庄市 朝日新聞社 1995
86年、日本で唯一人“最終解脱”をしたという麻原彰晃を教祖とするオウム真理教がめざしたものは何なのか。教祖や幹部たちへの直接インタビュー
を踏まえて、サリンや拉致・監禁疑惑に揺れる教団の実体を検証している
オウムと身体 片山    洋次郎 日本エディタースクール 1995
知的エリートの若者たちがオウム真理教に引きつけられたのは、身体技術のインパクトだったのではないか。情報社会の身体状況をテーマに、「オウ
ム現象」を掘り下げている
マインドコントロールトとは何か  西田 公昭 紀伊国屋書店 1995
破壊的カルトの誘いのテクニックから、組織内での心理操作、脱マインド・コントロールまで、豊富な実例と心理的実験をあげながら、その原理を解き
明かしている
マインド・コントロールから逃れて―オウム真理教脱会者たちの体験  滝本 太郎、 永岡 辰哉 恒友出版 1995
オウム真理教教団の組織や階級、修行生活を明らかにし、そこからの脱出のための心得、元信徒・出家者達の手記も記載されている
マインドコントロールからの解放 愛とは何か生とは何か オウム真理教信徒救済ネットワーク編 三一書房 1995
家族とは何か、自分とは何か、失われた自分を取り戻す。オウム真理教、統一教会信者の脱会カウンセリングに携わってきた著者たちが脱マインド
コントロールの現場から問う再生する心のドラマ
オウムからの帰還  高橋    英利 草思社 1996
自ら教団を脱出した元信者による手記。彼は何を求めてオウムに入信し、サティアンの中で何を目撃したか。自身の内面を率直に告白し、教団内部で体験したことを冷静に証言している
麻原彰晃を信じる人びと 大泉    成実 洋泉社 1996
修行体験150日から見えてきたオウムの素顔。彼らはなぜ、オウムに入信したのか、彼らを魅了した麻原彰晃とは。信者へのインタビューと5カ月に及ぶ修行体験から教団の現在を描いたルポルタージュ
カナリヤの詩 ー1号から18号ー   カナリヤの詩Ⅱー19号から48号ー カナリヤの会 カナリヤの会 1997 2002
オウム真理教脱会者で組織された「カナリヤの会」メンバーの手記、体験談、裁判傍聴、近況、カナリヤコミック、購読者の意見などなど教団の内情
が詳しく記載、報告されている
オウムと私 林 郁夫 文藝春秋 1998
「坂本のときはうまくいったんだが…」。このつぶやきが、麻原彰晃の仕掛けた最後のワナだった。有能で使命感にあふれる心臓外科医は、なぜオウムに入り、教祖に洗脳されていったのか。なぜ地下鉄にサリンをまいてしまったのか。獄中で綴った悔恨の手記
検証・オウム真理教事件―オウムと決別した元信者たちの告白 瀬口 晴義 社会批評社 1998
元信者らの証言を通して語るオウム真理教事件の衝撃的な全容、事件を追ってきた社会部記者がすべてを明らかにする
それでも生きていく 地下鉄サリン事件被害者手記集 地下鉄サリン事件被害者の会 サンマーク出版 1998
あの日、あの朝から3年。絶望に立ち向かったとき、見えてくる人生がある。地下鉄サリン事件で家族を失った人々、直接被害にあった人たちの率直な
気持ちを収めた手記
オウム法廷(1)~(13) 降幡 賢一 朝日新聞出版 1998~
サリン事件、坂本弁護士一家殺害、仮谷さん殺害など数多くの事件を犯した麻原彰晃と弟子達の膨大な裁判記録
カルトで傷ついたあなたへ –   カウンセリングとリハビリテーション マインド・コントロール研究所 いのちのことば社 1999
第一部 破壊的カルトとマインド・コントロール、第二部   破壊的カルトのカウンセリング・・リハビリテーションを中心に、第三部 破壊的カルトから開放さ
れて・・(元メンバーと家族の)証言集、という構成になっています
魂の虜囚   オウム事件はなぜ起きたか 江川 紹子 中央公論新社 2000
「宗教」に名を借りて凶悪犯罪に手を染めた彼ら。法廷で明らかになった彼らの肉声と犯行の経緯、カルトの呪縛と無責任・無定見な行動の内側を読
み込む。『週刊文春』『週刊読売』の連載を加筆修正した
オウムをやめた私たち  カナリヤの会 岩波書店 2000
脱会者をサポートするため95年から始まった「カナリヤの会」、ここに集う元信者たちの心のひだを綴った手記と彼らが語ったオウムの「魅力」、そして被害に向き合ったときのことや現在の生活は私たちに様々なことを問いかけてくる
岩波仏教辞典 (第2版) 中村 元ほか【編】 岩波書店 2002
仏教語を中心に、経典・典籍・人名・寺名・地名・美術・建築・文学・仏具・儀礼・習俗など4800項目を収録した仏教辞典の第2版
オウム真理教大辞典  西村 雅史/宮口 浩之【監修】 東京キララ社 2003
地下鉄サリン、松本サリン事件、リンチ、拉致、殺害、拳銃密造、薬物…「オウム真理教」の事件を調べさらに教団の教義、修行、信者のすべてにわた
りキーワードで検索できる
オウム裁判傍笑記  青沼 陽一郎 新潮社 2004
戦後最大の公判となったオウム真理教裁判は、果たして何を裁いたのか―。七年半に及んだ裁判を丹念に傍聴した著者が法廷で目にしたのは、あま
りにも不可解、喜劇的な光景だった。被告人、裁判官、弁護人らの言動から、日本人の虚妄の精神構造を浮き彫りにするノンフィクション
あなたはどんな修行をしたのですか?
オウムからの問い、オウムへの問い
NCC宗教研究所
富坂キリスト教センター
新教出版社 2004
オウムとは何だったのか? それはもう終わったのか?オウム真理教への問いを問うとともに、オウムによって提起され、問われている問いに答えようと精神科医、宗教学者、ジャーナリスト、宗教者、法律家らが取り組んだ論集
カルトからの脱会と回復のための手引き 日本脱カルト協会編 遠見書房 2009
宗教カルトや悪質なセミナーからの脱会と離脱した後の回復へ導く方法や予防法、そして多くの事例や体験談からなるカルト問題の集大成。本人・家族・専門家だけでなく、カルト問題の多発する大学・教育関係者も有益な書
オウム元信者の手記 広瀬 健一 広島市/円光寺 2009
この手記は、ある大学における講義のために講師が地下鉄サリン実行犯の筆者に求めたもので、オウム事件の動機になった教義、神秘体験、それを受容した信徒の心理がのべられ、さらにカルトへの入会防止、若者が直面する「生きる意味」の問題などが記されています
私はなぜ麻原彰晃の娘に生まれてしまったのか
 地下鉄サリン事件から15年目の告白
松本 聡香 徳間書店 2010
幼い心と体を痛めつけた父の虐待、妻妾同居の異常な生活、間近に見た最高幹部たちの言動、ひそかに進む恐るべきテロ計画…。松本死刑囚の四
女が、オウム真理教の正体と自身の流浪20年間の真実を明らかにした
オウムを生きて 元信者たちの地下鉄サリン事件から15年 青木 由美子編 サイゾー 2010
あの事件は決して「過去」ではない。入信、出家生活、事件、麻原彰晃、そして現在…。15年を経た今、自らの人生を語った元信者6名と、麻原彰晃の4女のインタビュー集
革命か戦争か  オウムはグローバル資本主義への警鐘だった 野田 成人 サイゾー 2010
日本はますますオウム化する、オウム真理教最後の幹部が麻原を神格化したオウムのグルイズムと綻びを見せ始めたグローバル資本主義の相似を語り、世界の行く末に警鐘を鳴らしている
 ビデオ(VTR)  「家族がカルトに入ったとき:救出のヒント」 江川紹子 浅見定雄
カルト脱会者&4家族
日本脱カルト協会
家族がカルトに入った時に何をするかについての対策、救出する為の家族の心構え、方策についてわかりやすく編集されています